スポーツに関する基礎的教養の差がスポーツの社会的地位に与える影響
スポーツ報道番組をみて
気になることがあった。
優勝したスポーツ選手とのインタビュー。
司会者:「優勝おめでとうございます」
優勝者:「ありがとうございます」
司会者:「優勝した時のお気持ちを教えてください」
優勝者:「新たな課題が複数見つかった」
司会者:「反省点があったということですか」
優勝者:「したかったことができず、課題として残りました」
司会者:「失敗しても優勝、さらに反省する姿勢、すごいですね」
アスリートとして活躍している選手の特徴。
「反省」、「失敗」
という言葉を使わない。
「課題」「学習」という言葉を使う。
さらに
「目的」「ゴール」という言葉も使う。
インタビューする側で多く使われる言葉。
「反省」「失敗」
「目標」「金メダル」
スポーツリテラシー。
スポーツに関する基礎的教養。
その差が、インタビューに表れていた。
スポーツの社会的地位(ステータス)を
高めるためには、
スポーツリテラシーを
高めることが重要だと、
痛感した出来事だった。