意識が変われば思考が変わる。思考が変われば行動が変わる
2008年北京五輪で金メダルを獲得した、
女子ソフトボールの上野由岐子さん。
「こうやったらいいボールが投げられるかな?」
次々浮かぶアイデアを練習で試し、
習得するのが面白くてたまらないという。
以前は、
「常に本気で投げないと打たれる気がして、手を抜くことを知らなかった。あれ以上は頑張れないくらい頑張った」
その結果の金メダルは誇りだ。
一方で心身はすり減り、
ソフトボールから離れたかったそうだ。
物事の捉え方が変わっていったという。
自分がチームを勝たせなければ、
という気負いが抜けると、
ひらめきが無限に生まれ、
勝敗より、
駆け引きそのものを楽しむようになった。
いかにチームメートを使って勝つかを
考えるようになったとのこと。
彼女のソフトボールのプレーが
「チームのため」、「日本のため」
から、
「楽しむため」
に変わってきたように感じた。