指導に関する査定(良し悪し)を決めるのは、誰?
スポーツコミュニケーションの研修で
受講した人のアンケートでの意見。
「スポーツクラブに子どもを預ける保護者に伝えていただけるとよいと思いました。子どもたちと一番長い時間を過ごすのは親であり、一番の理解者になってほしいので」
私が思っていることを
代弁してもらったようで、
うれしさを感じた。
指導者の方を主に研修しているが、
保護者の方の
スポーツリテラシー(知識や活用能力)を
高めれば、スポーツ指導を査定できる。
選ばれる指導者と選ばれない指導者が
明確になってくる。
スポーツ指導の質が変わってくる。
まだまだ、保護者の方は、
「お願いします」という立場の方が多い。
知らないから、お願いするしかない現状。
さらに指導される子どもは、
指導者に対して思ったことが、
素直に言えない関係性にある場が多い。
指導を査定できる人が少なく、
査定は、試合などの成績が査定資料となっている。
スポーツ指導の価値を
理解する人が増えることによって、
指導者を見る目が変わってくる。
理解している人が増えれば増えるほど、
指導方法・手段の質は上がっていく。