指導者が提供する商品とは
「地を知り、人を知り、商売をしろ」
キューピーの長南 収(ちょうなんおさむ)相談役が、
営業時代に後輩に言っていた言葉。
土地の歴史を知ると、
食文化が見える。
人を知ると情報が入り、
人脈ができる。
そのうえで商売をすること。
順番を間違えてはいけない。
目先の商売から入ると、
薄っぺらな人間関係で終わってしまうから。
商談相手のバイヤーは、
1人1人違う。
心掛けたのは、
その人を『裸』にすること。
指導者と相手の関係にも
通ずるものがある。
相手の「現状」を知り、
相手の「思い」を知ると、
相手が求めているもの(ニーズ)がみえてくる。
そのニーズを相手自らが
獲得できるように関わることが、
コーチの仕事。
関わることが『商品』なんだろうな。
