各スポーツ協会の目的は、何?
正月の風物詩、箱根駅伝。
2024年の第100回大会では、
予選会に全国の大学が参加した。
関東の大学からすれば、
自分たちの出場機会が減りかねず、
慎重論も根強いようだ。
青山学院大の原監督は、
「われわれのライバルは陸上の各大学チームではなく、サッカーや野球界」
と主張する。
競技の魅力を高める努力をしないと、
若者は他競技に流れる。
駅伝関係者の目指すものが、
自分の大学の勝利か、
駅伝の発展か。
目的意識の違いが
行動の違いに結びつく。
若者が減っていく時代において、
スポーツの数は増えていく。
そんな状況の中で、
駅伝関係者の目的意識が
まとまっていないことに
危機感を覚える者は、
どれだけいるんだろう?
これは駅伝に限ったことではない。
