スポーツの捉え方、物から心へ
中途失明のある女性は視力を失ってから、
常にすり足で歩く癖がついた。
そんな彼女が、
「走るっていうのは両足を地面から同時に離す快楽なんです」
と、「走る」ということを表現した。
多くの人は、
「走る」とは「両足を素早く動かして移動すること」
と答える。
さらに、移動する速さを競い合い、
順位を付けるなどして
価値を争う。
「走る」ということを
「物」の観点からとらえる人と、
「心」の観点からとらえる人いる。
「物」からの観点は、
行きついてしまっているように思う。
「心」からの観点は、
まだまだ広がっている。
人の身体活動である「スポーツ」
「心」の観点から
とらえてみてはいかがでしょう。
リオパラリンピックが
何かヒントを与えてくれそうな気がする。
選手の表情、コメント等、
オリンピックと
違った物を感じるかもしれない。
