思考の3要素
今回の新規事業を
より良くするために
データを取るという仕事を受けた
社員さんがつぶやいた。
「何を取ったらいいのか?」
上司に訊いてみると、
「自分で考えなさい」
という返事。
思考について考えてみた。
思考の要素(3つ)
1.広さ
俯瞰(ふかん)するように物事を広い視野で考えること。
例えば、この事業に関わる人はどれだけいるのか?
ターゲットは誰なのか?
費用は? 時期は? 時間帯は? ・・・・・
2.深さ
本質的な仕組み(メカニズム)を突き詰めること。
事業の内容は? 目的は? どうなればいいか?・・・
3.速さ
70%見えたら、トライ&エラー。
思考の回数を増やし、こなすこと。
トレーニングである。
事柄を分解する能力。
チャンクダウン能力である。
「自問」する思考回路をつくり、
成熟させること。
物事に出会った時、
感激、感想だけで終わってはならない。
「なぜ」という問いを自問し、
その答えを作り出す行為を
広く、深く、速く行うこと。
これが人を成長させる。
これらの行動を支援するのが、
コーチ(指導者)。
教え授けるのではない。
教えられて知る(インプット)のではなく、
自ら知るために行動すること。
現代では有能な物がある。
インターネット。
あらゆる情報がこの世界にはある。
それを使って調べるか調べないかは、
その人次第。
調べる人としない人との
違いを生み出しているものは、
何だろう?