成熟とは複雑化していくこと

人の成熟について考えてみた。

「量的な広がり」

と捉えている人が多いように思う。

１が３になり３が５や６となるように。

量が増えることが成熟と捉えると、

昔、獲得したものは、

今もあるという考えになる。

果たしてそうだろうか？

昔大好きだった食べ物が、

成熟するにつれて、

そうではなくなることってある。

昔、考えていたことが成熟するにつれて、

違う考えになることもある。

成熟とは「量的な広がり」ではなく、

「複雑化していく」ことだと言う人がいる。

そう捉えると、

できたことができなくなったり、

考えが変わったりすることが

納得できる。

複雑なものが交わることによって、

新たなものが生まれる。

情報入力（インプット）と

情報を組み合わせて

新たなものを作り出す（スループット）。

それを発信する（アウトプット）。

これらを繰り返し行うことによって、

知性（インテリジェンス）が育まれていく。

成熟とは「複雑化していくこと」

みょうに納得した自分がいた。