関わり方が人の行動を変える

中学校時代の同級生と会い、

懐かしい思い出話に花が咲いた。

現在、マラソンやランニングを

している者がかなりいた。

中には、全国各地で開催されている

マラソン大会に参加している者もいた。

中学校時代、

マラソン大会を仮病で欠席した者が、

今はマラソンをしている

冬の持久走の体育の授業を

見学ばかりしていた者が、

今はランニングが趣味だと言う。

あれほど嫌っていたものを

今、取り組んでいる理由を聞いた。

「楽しいから」

みんな言う。

中学校時代のスポーツ指導は、

何だったんだろう?

持久走、マラソンが悪いわけではない。

それらが持っている楽しさを

伝えきれていないことが問題だと思った。

楽しいから人はそれに取り組む。

楽しいと言う感情が湧き上がるから、

行動する。

感情が行動に導き、促進させる。

スポーツ実践者に

感情が湧き上がるような関わり方を

指導者はしなければならない。

それもプラスの感情が。

マラソン愛好者となった同級生。

何がそうさせたのか?

中学校時代、何が嫌いさせたのか?

スポーツに問題はない。

スポーツに関わる人間の問題。

関わり方の問題。

そんな話をした夜、

大河ドラマを見た。

学生時代、大嫌いだった日本史。

ドラマを見ているうちに、

岡崎城に行きたくなった。

岡崎市内、近辺のお寺を巡りたくなった。

ネットで、歴史に関することを

調べるようになった。

大嫌いだった日本史に

興味を持ち始めた自分がいる。

指導者の伝え方。

大きな課題である。

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