問いと答えの関係
ゴルフのラウンドでの出来事。
上手な人とラウンド(プレー)した。
ハンディキャップ(HC)2の人。
HCが少ない人ほど上手な人。
そんな彼に質問した、
二人のプレーヤー。
グリーン周りからの寄せ(アプローチ)
を披露したAさんに対して
Bさん:「どうやって、打っているんですか?」
Aさん:「どうやってと言いましても・・・・」
すかさずCさんが質問した。
Cさん:「アプローチの時、何を意識していますか?」
Aさん:「力を抜くこと」
Cさん:「どこの力を抜くんですか?」
Aさん:「肩、腕、グリップ」
この対話から気づいたこと。
Bさんの問いに
Aさんはなぜ答えなかったのか?
答えなかったのではなく、
答えられなかったのかもしれない。
理由は、
問いの意味が理解できなかったから。
問いがあまりにも抽象的だから。
Cさんの問いに答えたのは、
「何」という具体的だったから。
脳は問われれば答えようとする。
が、問いの質によって答え方が変わるし、
答える内容も変わる。
チャットGPT(対話型AI)が話題になっている。
答えが間違っていたり、
いい加減だと言う感想を聞く。
まだまだ未熟な部分もあると思うが、
要因はそれだけだろうか?
質問者の「問いの質」はどうだろう?
AIに対する指示(プロンプト)、
まさに「問い」。
問いの質がAIからの答えの質に関係する。
これからの社会。
人に対してもAIに対しても
肝となるのは、
「問いの質」だな。