指導者が言う「考えろ」と言う言葉の意味
スポーツ指導者がよく言う言葉の一つに、
「考えろ!」
「考えてプレーしろ!」
選手は考えていないのだろうか?
そんなはずはない。
多くの選手は自分なりに考えているはず。
にもかかわらず、
選手は何も言わない。
「考えています」と選手が言ったなら、
イヤな思いをする事態に
遭遇する確率が高い。
指導者の「考えろ」の言葉の意味が
通じていないのではないか。
指導者の言葉足らず。
真意は、
「考えたプレーをして、成功せよ」
期待通りのプレーが出来なければ、
考えたプレーでも
認められないということ。
結構、大変な課題である。
初めて考えた行動は、
すぐには考えたようには出来ない。
出来なければ、
否定・非難・叱責され、
イヤな思いをさせられる。
考えたプレーをしない方がいい。
イヤな思いをすることが減るから。
言われたことをすればいい、
という思考になる。
何が課題なのか?
選手が考えることではない。
「安心な環境を整えること」
心理的安全性だな。