求められるミーティング環境

スペインのサッカークラブ、

ビジャレアルでは、

単純なパスや走り込みなどは、

頭をあまり使わないという理由で、

行われていない。

指導者がインプット(入力)ばかりさせ、

一方的に情報を与え、

それを正しく体現して返ってくる選手を

良しとし続けていては、

自分でものを考え判断する、

自立したフットボーラーにはならないとのこと。

しかし、ビジャレアルのコーチ、

佐伯夕利子さんは、昔は、

「選手は規律を守らせてこそ強くなれる」と、

選手を厳しく管理しようとする

自分がどこかにいたという。

そんな時、

ビジャレアルに革命的な出来事があった。

複数のコーチが

1人の指導者の指導ビデオを見て

気づいたことを言い合うミーティング。

コーチA:「あなたは自分が正しいと思い込み、選手を誘導している」

      :「でもあなたの考えは、いつも正しいわけではない」

実践者 :「そうなんだけど」

      :「コーチの助言がないと、選手は答えを見つけられない」

コーチB:「だから、まずは選手を良く理解する必要がある」

このような意見が

発言できるミーティング環境が

作られていることに感動する。

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