言葉（アウトプット）がプレーに与える影響

ネガティブな言葉の影響に関する

貴重な体験をした。

ゴルフでの出来事。

4人でのラウンド。

1人は、黙々と自分のプレーに集中するタイプ。

2人目は、ミスをした時に反省を口走るタイプ。

3人目は、プレーする前から

不安に思っていることを口走り、

プレー後も自分にダメ出しを発言するタイプ。

ラウンド中は、ネガティブな言葉が、

色々な場面で発せられていた。

私は、前向きな言葉しか発せず、

ミスした時は、無言でプレーに専念していた。

前半の最終ホールでの出来事。

私が２打目を打つ時、

突風が吹き、

打つ瞬間に

クラブのヘッドカバー（地面に置いていた）が、

ボールの近くに飛ばされてきた。

スイングを止めることができず、

打ちに行ったが、

ボールの手前を叩き、

ボールは、前に転がっていく打球になった。

みんな見ていた。

私は無言で、

３打目を打つためにボールのところへ向かった

キャディさんが言った。

「ヘッドカバーが、邪魔になりましたね」

私は言った。

「仕方ないですね」

その後は、そのプレーに関することは何も言わず、

前半を終えた。

後半のみんなのプレーの雰囲気が変わった。

ネガティブワードを発する人がいなくなった。

ポジティブワードや称賛する言葉が増えてきた。

みんなの表情も笑顔が増えてきた。

ラウンド終了後、

1人のプレーヤが笑顔で言った。

「楽しいラウンドだった」

成績表を見たら、

我々の組の中から

優勝者が出ていた。

言葉（アウトプット）の質と

プレーの関係を体験した

1日だった。